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足底腱膜炎は下腿の筋肉も関係する?
ふくらはぎ・足首・足底のつながりを解説
下腿の筋肉と足底はどのようにつながっている?
こんにちは!大阪・京橋にあるBody Conditioning 京橋院です!
長時間のデスクワークや運動不足、姿勢の偏り、日常生活での繰り返し動作によって身体への負担が積み重なり、肩こりや腰痛などにつながることがあります。
今日は腰痛にも関係する足底・下腿について解説します!
足の裏、特に「かかとの内側が朝起きたときに痛い」「歩き始めの一歩目がつらい」という症状で代表的なのが足底腱膜炎(足底筋膜炎)です。
足底腱膜炎という名前から「足裏だけの問題」と思われがちですが、実際には足首の動きやふくらはぎなど、下腿から足部までの機能が関係しています。
人間は二足歩行をするため、足裏は立つ・歩く・走るたびに体重を受け止める重要な場所です。今回は、下腿の筋肉と足底腱膜炎の関係について、解剖学とエビデンスをもとに解説します。
足底腱膜は、主に踵骨から始まり、足の指の付け根方向へ広がる強い結合組織です。
土踏まずを支え、歩行やランニング時に足へ加わる力を受け止める重要な役割があります。
足底腱膜そのものは下腿の筋肉から直接続いているわけではありませんが、下腿の筋肉と足部は腱や関節を介して密接に関係しています。
代表的なのが、ふくらはぎの腓腹筋とヒラメ筋です。
これらは下方でアキレス腱へ移行し、踵骨へ付着します。腓腹筋・ヒラメ筋の主な作用は足首を下へ伸ばす「底屈」で、歩行やジャンプ、つま先立ちなどで働きます。
ふくらはぎが硬くなり、足首を上へ曲げる「背屈」が十分にできなくなると、歩くときに足部で動きを補う必要が出ることがあります。
足底腱膜炎の臨床ガイドラインでも、足関節背屈可動域の低下や下腿後面の柔軟性は評価すべきポイントの一つとされています。
さらに、すねの後面を走る後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋などの腱は足部まで伸び、足のアーチや足指の動きを支えています。
外側では長腓骨筋なども足底側を通り、足部の安定に関わります。
一方、前脛骨筋は脛骨から始まり、内側楔状骨・第1中足骨底へ付着します。足裏全体に付着するわけではありませんが、足首の背屈や足部のコントロールに重要です。
このように、下腿の筋肉は直接・間接的に足のアーチや歩行を支えており、機能が低下すると足底への負担が増える可能性があります。
足底腱膜炎は「足裏だけ」をほぐせばいいわけではない
足底腱膜炎では、踵付近の足底腱膜へ繰り返し負荷が加わることで痛みが生じます。
従来は「炎症」が中心と考えられていましたが、慢性例では組織の変性がみられることも多く、最近では足底腱膜症という考え方もされています。
原因は一つではありません。
・長時間の立ち仕事
・ランニング量の急な増加
・体重増加
・足首の背屈制限
・ふくらはぎの柔軟性低下
・足部の筋力やアーチ機能
・靴や地面環境
など複数の要因が関係します。
ただし、ふくらはぎや足首の動きを整えることは、足底への負荷を調整するうえで重要です。
足底腱膜炎のセルフケアでは、
・ふくらはぎをストレッチする
・足首の背屈可動域を確保する
・足指や足部の筋肉を動かす
・足底腱膜を適度にストレッチする
といった方法を組み合わせることが推奨されています。
特に朝の一歩目が痛む方は、起床後すぐに立ち上がるのではなく、ベッドの上で足首をゆっくり動かしたり、足指を反らせて足底腱膜を軽く伸ばしたりする方法もおすすめです。
また、痛みがある状態で足裏を強く押し続けるのは逆効果になることがあります。痛みが強い場合は、無理にゴルフボールなどで強く刺激せず、負荷量を調整することが大切です。
自分の足で歩こう!
まとめ
足底腱膜炎は足裏に痛みが出る症状ですが、足裏だけを見ればよいわけではありません。
腓腹筋・ヒラメ筋はアキレス腱を介して踵骨へつながり、後脛骨筋や長趾屈筋、長母趾屈筋なども足部の動きやアーチを支えています。
これらの筋肉や足首の動きが悪くなると、歩行や立位で足底へ加わる負担が変化する可能性があります。
つまり足底腱膜炎では、足裏+ふくらはぎ+足首+足指まで含めて確認することが大切です。
Body Conditioning 京橋院では、足底の痛みに対して痛い場所だけを見るのではなく、ふくらはぎ・足首・足部・股関節まで動きを確認しながら、その方の状態に合わせて施術やセルフケアをご提案しています。
