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胸鎖乳突筋が肩こりに関係する理由
首の動きを解説
胸鎖乳突筋とは?起始・停止・作用を解説
こんにちは!大阪・京橋にあるBody Conditioning 京橋院です!
長時間のデスクワークや運動不足、姿勢の偏り、日常生活での繰り返し動作によって身体への負担が積み重なり、肩こりや腰痛などにつながることがあります。
長時間のデスクワークやスマートフォン操作、同じ姿勢の継続によって身体への負担が積み重なり、首や肩の張りにつながることがあります。
肩こりというと肩にある僧帽筋をイメージしやすいですが、首の前〜横側を斜めに走る胸鎖乳突筋も首の動きや姿勢に関わる重要な筋肉です。
顔を左右に向けたとき、耳の後ろから鎖骨へ向かって浮き上がる筋肉が胸鎖乳突筋です。
今回は、胸鎖乳突筋の起始・停止・作用と、肩こりや首の動かしにくさとの関係をエビデンスを踏まえて解説します。
胸鎖乳突筋という名前は、筋肉が付着している場所に由来しています。
「胸」=胸骨
「鎖」=鎖骨
「乳突」=乳様突起
を表しています。
胸鎖乳突筋の起始は大きく2つに分かれます。
胸骨頭は胸骨柄から始まり、鎖骨頭は鎖骨内側部から始まります。
そこから首の側面を斜め上方へ走り、耳の後ろにある側頭骨の乳様突起と後頭骨の上項線外側部へ付着します。
主な作用は左右どちらが働くかによって変化します。
片側だけが働くと、
・首を同じ側へ倒す「側屈」
・顔を反対側へ向ける「回旋」
に作用します。
例えば右側の胸鎖乳突筋が働くと、首を右側へ倒しながら顔を左側へ向ける動きに関係します。
左右両方が働くと頚部の屈曲に関わりますが、頭部と頚椎の位置によっては上位頚椎を伸展させる働きもあります。
さらに胸鎖乳突筋は、頭部が固定された状態では胸骨や鎖骨を引き上げ、強く息を吸うときの呼吸補助筋としても働きます。
このように胸鎖乳突筋は単純に首を動かすだけでなく、頭部の位置を調整しながら姿勢を保つ役割も担っています。
胸鎖乳突筋が肩こり・首の動かしにくさに関係する理由
デスクワークやスマートフォン操作では、画面を見るために頭が身体より前へ出た姿勢になりやすくなります。
この状態が長時間続くと、頭の位置を維持するために胸鎖乳突筋を含む首周囲の筋肉が持続的に働くことがあります。
その結果、
・首の横が張る
・振り向くと首がつっぱる
・左右で首の回しやすさが違う
・肩こりと一緒に首まで重い
と感じることがあります。
胸鎖乳突筋は回旋・側屈に関わるため、筋緊張が強くなったり動かす機会が減ったりすると、首を左右へ向ける動作にも影響する可能性があります。
また、慢性的な頚部痛を持つ人では、首の深部にある深部頚屈筋の働きが低下し、胸鎖乳突筋など表層筋の活動が増えることがあると報告されています。
つまり、本来は深部筋と表層筋が協力して頭を支えますが、バランスが崩れると胸鎖乳突筋などが必要以上に頑張る状態になることがあります。
ただし、「胸鎖乳突筋が硬い=肩こりの原因」と単純に判断することはできません。
肩こりや首の痛みには、僧帽筋・肩甲挙筋・半棘筋などの筋肉、肩甲骨や胸椎の動き、運動量、睡眠、ストレスなど複数の要因が関係します。
また「頭が前に出ているから必ず痛くなる」というわけでもありません。
大切なのは、理想的な姿勢に固定することではなく、長時間同じ姿勢を続けず、首・肩甲骨・胸椎を適度に動かすことです。
スムーズな首の動き!
まとめ
胸鎖乳突筋は、胸骨・鎖骨から始まり、耳の後ろにある乳様突起や後頭骨へ付着する筋肉です。
主な作用は、
・頚部の回旋
・頚部の側屈
・頚部の屈曲
・呼吸の補助
です。
デスクワークなどで頭の位置を長時間支え続けると、胸鎖乳突筋を含む首周囲筋の負担が増え、首の張りや動かしにくさ、肩こりにつながることがあります。
そのため肩こり対策では、胸鎖乳突筋だけを揉むのではなく、首・肩甲骨・胸椎・背中まで含めて身体全体の動きを確認することが重要です。
Body Conditioning 京橋院では、肩こりや首の動かしにくさに対して痛い場所だけを見るのではなく、頚椎・肩甲骨・胸郭の可動域や筋肉の働きを確認しながら、その方に合わせた施術やセルフケアをご提案しています。
「首を振り向きにくい」「首の横から肩まで張る」という方は、胸鎖乳突筋を含めた首全体の動きにも目を向けてみてください。
